気持ちのいい(良すぎる?)秋晴れの1日でしたね〜。
今日はサンマテオにある2年制のコミュニティーカレッジ:College of San Mateo で、ゲスト講師としてお茶についてのレクチャーとプレゼンテーションを行いました。
クラスのタイトルが "Food & Ethnicity(食物と民族)" 。
様々な民族がアメリカに移住して来た際に、自国の食文化をどのように継承してきたか、また新たにどのような発展があったのかというような内容で、それぞれの民族について勉強しているそうです。
う〜ん、面白そう。
ご一緒していただいたのは、先輩のAさん。本当に素敵な女性で私の目標となる方です!
スタンフォード大学でも長い間日本語を教えていらっしゃって、最近、リタイアされたばかり。
だから学生とのコミュニケーションもばっちりで、なかなか雰囲気のいい授業になりました。
ただし、今回は持ち時間が50分。この間に、セットアップをして、内容説明、プレゼンテーション&解説。もちろん、Q&Aセッション:質疑応答(私はこれが一番楽しい!)もあって、時間的にはキチキチ。
茶道(又は茶の湯)は英語に翻訳されると'Tea Ceremony"となってしまうのですが、私達がいつも強調することは「これはセレモニー(儀式)ではないんですよ。」ということ。
もちろん、御家元が神社やお寺などで献茶をされる時は厳粛な儀式になりますが、普段、私達が行う茶会 (Tea Gathering)は、お湯をわかして、お茶を点てて、飲むこと。ただ、それだけ。
その中で、亭主と客が場を共有して、掛物の言葉について感じたことを述べたり、道具の取り合わせを楽しんだり、二度と来ない時間を大切に思うこと。
と、いうことを話したりしています。こう話すと何か異次元のものを見ているという感じではなくて、とても身近に感じてもらうことができます。
で、今日は食物に関するクラスでもあったので、茶事(正式な茶会)の時に出される懐石についても少し触れ、濃茶と薄茶の違いなども話すととても熱心に聞いてくれたようです。
もちろん全てを伝えることはできないけれど、これを機会に少しでも興味を持ってくれればと願っています。
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レクチャーのあと、稽古場に戻り道具の片付け。
今日使用した茶碗は「雲錦(うんきん)」と言われる紅葉と桜が一緒に書かれているモティーフでした。
和歌では雲=桜、錦=紅葉になるそうです。(写真なくてごめんなさい。)
私も春は桜の部分を、秋は紅葉の部分を使えばOKなのねぇ〜、べんり〜、と軽く考えていたのですが、帰ってから先生のお話を聞くと、このモティーフには何やら深い意味があるらしく。。
「無常を表しているんですよ。」と。
え、「無常ですか?」「?????」となるのは、いつものことで。
アメリカ人の先生ですが、いつも奥がふか〜く、教えていただくことばかりです。
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恥ずかしながら、むじょうと聞いて思い出したのは、アンルイスの「あヽ無情」(カラオケでよく歌った、昔)。私の知識のレベルはこれぐらい。しかも、これ漢字違ってました。
やっとのことで、『平家物語』の最初のくだり思い出しました。このあたりねぇ、関係ありそうなのは。
「祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり沙羅双樹の花の色盛者必衰の理を表す」
と、思ったくらいで、考察はこれからになりますねぇ。
う〜ん。
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日曜日はサラトガの箱根ガーデンで異なった流派が集まって大茶会を行います!
毎年恒例、題して『箱根大茶会!』
足を運ばれる方、現地でお会いできるといいですね。(声かけてくださ〜い。)